安いのは当たり前。「速く、静かに、簡単に」を心がけてます。
今回は僕のDIYの具体的な方法を書かせていただきます!
手順、道具は簡単で、PCでは「もでりん」というソフトを使います。
道具
まず結構な量の道具を買いましたが、音が大きすぎたりでまったく使わないものが多く、最終的に道具が絞られこの方法にたどりつきました。
道具はシンプルです
のこぎり+ソーガイド
のこぎりは持ち手が弾きやすくなっていて、軽くて取り回しがいいです。
大きいもの切らないのでこれ一本でいいです。
ソーというのはのこぎりだと思うのですが、これとのこぎりで素人でも完全に板がまっすぐ切れます。とてもいいです。必須。
このセットがベストです。
電動ドライバー
これをつかってますけど、僕が買ったときは3000円しなかったので、他のがいいかも。
これがないと短時間でくみ上げるのは無理。
バッテリー使用のほうがいいかもしれないですが、高いし、バッテリー無くなってくるとパワーダウンしたりとややこしいのでコンセントのやつです。
コードがあれば便利です。
その他
電動ドライバーに使うドリルの刃はあったほうがいいと思います。
あとは100均でメジャーをかったり、消耗品ですね、板とかねじとか。
ねじは最初の写真にありますが、35mmと50mmのものを使い分けています。
PCで家具をデザイン
もでりんというソフトを使います。
これ→もでりんV3 パソコンで超簡単木工設計
名前のセンスががあれですが、このソフトは、さっきのソーガイドかのこぎりを買うとついてきます。動作もすごく軽い。
このソフトがついてるのを知ったのは勝手からです。すごくラッキーでした。これがなければこんなに簡単には家具は作れていません。
使い方をざっと
さっきの道具が乗っているのは60cm幅のベンチです。
これを例に作り方を紹介します。
起動→新しい図面を作成→タイトル名を付けてOK。よくある感じです
左上のボタンから、板を追加。今回の方法では1x4の板と1x4halfという板しか使いません。長さを指定して追加、
板追加の右のボタンで板が回転90℃ずつ回転します。くるくる回してイメージの位置へ配置。板同士がくっつくときに、ピタッ!ていう感覚があるので、微調整とかのストレスがあんまりないです。
こうして組みあがります。全4マスは個別にマウスのローラーで拡大縮小可能。右上の全体画像の周りをドラッグすると、全方向に回転できます。
秀逸なのがこの画面。180cm(1800mm)の板がどういう切り方なら何枚必要か、が簡単にわかります。
色分けは場所ごとに分かれているんだと思います。
思うように配置されていなければ、ドラッグして組み替えられます。この場合は4本必要。板は近所だと1本400円。
上2本の細いやつは、ホームセンターで1本を真っ二つに切ってもらいます。1カット100円です。
大きいものだと板を何枚も買って、カットもお願いすることがあります。
さっきの木の切り分け表を渡してカットしてもらい、配送してもらってあとはうちで組むだけ、という方式でAVボードは作りました。
オーダーがスムーズだったので、お店も感心してました。
この表を見ながら、安く上げるためにギリの必要強度が保てるよう、設計画面で板を消したり足したりちょっと手直しします。
デザイン作成はかなり楽しいので、個々は時間はかけ放題です。
操作は簡単
最初はもでりんの使い方がわからなったのでベンチはこれでは作りませんでした。
なので今の図面はこのために作りました。
迷わなかったので10分でできました。ブログのカスタマイズより何十倍も簡単です。
木を扱う
板を買う
板を買います。長さ183cm、厚さ1.9cm、幅8.9cmが近所では一本400円です。こんな感じで売っています
強度とか質感とか、一本の軽さ、値段から、この板ばかりを買っています。
切る
それぞれの板に必要な長さのところにシャーペンでしるしをつけます。
すべてつけたらカット。
ちょっと音はしますけど、電動の道具に比べたら全然静かです。
切る音より、切った板が床に落ちる音のほうがカランカラーンってうるさいので、対策するといいと思います。
一回のカットに必要な時間は30秒。流れ作業で。
今の図面だと10分ですべて切れる計算ですが、30分くらいかけて安全にゆっくり作業してくださいね。
組み立てる
ポイントは、一度ドリルでねじの大きさに穴をあけることです。
TVでDIYの番組がありますが、こんなことしてません。板が割れないかいつも心配です。
釘と木工用ボンドで作る方は必要ないでしょうか。
ですが、その場合かなづちでたたくことになって音が出ます。
この手間をかけるほうが安全にきれいに、速く静かに作れるのでやるべきだと思います。
自分で作るときはいつかばらして作り変えることを想定し、木工用ボンドは使わずねじだけで作っています。十分です。
完成
組み立てるのは今の自分が作ると2時間かからないと思います。
最初はこんなことが自分でできるとは思わず、できたときは人生の価値観が変わりました。
端材でもう一品
いろいろ作ってると端材が出ますが、ボンドでくっつけて何か作ることができます。
僕はIpadスタンドと鍋敷きを作りました。
分解して並べるとこんな感じ。自己満ですけど黄金比になってます。
あと鍋敷き。
DIYは作業スペースとか騒音とか、結構ハードル高いように思われますけど、この方式は、最も静かに、手早く作る方法だと思うので、是非試してほしいです。
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