現代人は魚不足。
そして一人暮らしはさらに魚不足。
そういわれてますが、都会で生活してると安い回転ずしのおかげで結構食べてると思うんです。
食べてないなーと思うのは焼き魚とか、生じゃない魚。
焼き魚はたまに食べたくなる時があります。グリルがなくても、フライパンとクッキングシートで焼けばそれなりのものができます。
そしてもっとまれに煮付けなど、煮魚を食べたくなる時があります。
じつは臭くなく、手間がなく、結構おいしい、万能な魚の調理法は、煮ることです。
しかも。。。
湯で煮ます。
それだけ。
煮付けは甘辛くしますが、味付が面倒。
これは、ほんとに簡単。
湯煮は素材の味を高め、栄養をくまなく接種でき、洗い物が少なく、たくさんの食材に使えるという現代のニーズに合った調理方法です。
低温調理器を使えば、さらにほったらかしでできるという時短を超えた、「ながら調理」を可能にします。
特に、一人暮らしで栄養不足で時間がない方、ぜひ手順と論理を覚えてください!
湯煮の手順
沸騰させるわけではなく最大限の栄養とうまみを摂取するために、低温調理を行います。
- 一匹丸ごと煮る場合は内臓をとる(スーパーで買うときにとってもらう、可能ならうろこもとってもらう)
- 68℃まで上げる(温度計で計る)
- ふたして10分放置
- また68℃まで加熱して10分放置
- 魚を取り出す(湯はそのまま)
- 皿にとって塩を振る。好みでバーナーであぶる
- 残ったあらを湯に戻し、沸騰10分。うろこや骨を捨て、味噌や好きな具を入れて味噌汁にでも。
低温調理の論理
60℃から68℃でタンパク質が固まる=火が通ります。
それ以上でタンパク質が縮まる=細胞の中の水分とうまみが出てしまう。
なので、肉や魚の身事態を食べるなら68℃までで調理。
焼いた香ばしさが欲しければバーナーを使うと一段階上の味が楽しめます。
特に、ANOVAのような調理器具を使えば、時間も温度もスマホで制御できるので、ほったらかしで完成します。
アラを使う場合は、逆に沸騰させる
低温調理を行って成功すると、お湯にはほぼうまみ=出汁が出ていません。
残った身や骨を再度100℃で沸騰させると出汁がすごく出ます。
これで魚の身とスープを両方楽しめます。
アクアパッツァを身とほかの食材別々に食べるような感覚です。
水で煮るだけですが十分うまい。
醤油とかポン酢とかオリーブオイルベースのソースとかで好きなようにどうぞ。
水で煮るので、シンプルにジューシー。周りをバーナーであぶってしまえば外側サックリ中ふわふわです。
僕は肉より魚を食べたかったんです。
海の近くで育ちましたが、東京のマンションでは魚の調理は面倒でした。
なので仕方なく、簡単な調理法の肉を選んでいました。
湯煮を知ってから、よく魚を食べるようになりました。
こんなに簡単で美味しい調理法はほかにないと思います。
あとはANOVAの小さい機種がそろそろ出るはずなので、買い替えを検討中。。。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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